早稲田大学政治経済学部(AO入試)に合格したMSさんの志望理由書

 21世紀は、国民国家の枠を超えた新しい世界秩序を探る必要がある。それゆえ、私は、貴学政治経済学部でグローバル・ガバナンス、国際政治の構成原理を研究したい。そして、大学院にも進学し、将来は国際公務員やNGOの職員として、グローバルな発言力、影響力を示せる人物になりたい(序論)。

 こうした研究意欲を抱いた背景には、小学生のとき数年間オランダで生活した経験がある。私は、この体験で、幼いながら自らの世界観を拡張させることができた。つまり、この地球には多種多様な文化があり、それは国籍等で単純に分類できるようなものではない。しかし、同じ地球市民として共生するには、異質な他者への寛容の姿勢が必要である。私は、そうしたコスモポリタニズムに根ざした共生を実現することこそ、ライフワークにしようと決意した。また、各種メディアの報道を見ればわかるが、現在、国家だけでは解決の不可能な地球規模の問題が噴出している。例えば、民族紛争、人口爆発、環境問題、南北・南南問題、民主主義の空洞化などだ。こうした現状を知ることからも、先の研究意欲が喚起される。国家、民族、宗教の枠を超え、地球共同体という一つの立場でこのような問題を解決する可能性を模索したいのだ(本論)。

 そして大学卒業後は大学院に進み、国際機関やNGOの職員、または研究者など、グローバル・ガバナンスに最も貢献できる職に就きたい。また、在学中に一年間の協定校留学を希望しており、そのさいにも、将来の職業について具体的に探ってみたい(結論)。

 

※クロイワ正一のコメント

コスモポリタニズム、グローバル・ガバナンスは、大学のパンフレットの「求める人材」で連呼されていた言葉でした。そして、彼女の人生経験と重ね合わせることにより、「入りたい」「採りたい」という双方のニーズが合致したのです。

 

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