九州大学薬学部(AO入試)に合格したKOくんの志望理由書

 21世紀こそ、医療の中で薬学が新たな意義を持つ。私は、そう考え、薬学研究の新しい可能性を拓くべく、貴学薬学部を志望した。将来は、大学院にも進み、新薬開発に寄与する基礎研究に従事したい(序論)。

 では、なぜ私は、こうした将来展望を描くようになったのか。第一に、私には、幼少期から皮膚の病があったからだ。そして、薬剤師である母の懸命な努力で、その症状を克服した。母は、短期的な治療効果はあるが、副作用も強いステロイドには頼らず、漢方による長期的な体質改善を私に施した。その結果、ついに症状は消えた。こうした喜びを同じように病で悩む人も味わってほしい。その思いが薬学研究に対する意欲へとつながった。第二に、そうした意欲を抱くとともに、わたしは、薬学研究者を目指すべく、化学や生物学の研究にも早くから取り組んだ。中学生のとき、地域の海岸の生物採取を続けていたところ、貝の突然変異体が見つかった。それを専門家に提示し、環境汚染物質が海洋生物に与える影響として、独自の調査結果が公式に認められたこともある。こうした問題意識とフィールドワークは、薬学研究にも活かせると考える。 第三に、医学、薬学をめぐる時事問題にも関心を持ってきた。いま、医療に求められる要素として、患者自身のQOLの向上が指摘されるが、在宅で処方できる薬の開発こそ、QOL向上の助けになると考えた。病院、医院に通わずとも、自宅で有効な薬を服用するだけで病が治癒するのなら、在宅で日常生活を送りながらも治療を受けられるからだ(以上、本論)。

 20世紀は、西洋医学の導入で、さまざまな感染症が克服され、平均寿命も延びた。ただ、QOLの面から見ると副作用など、いくつかの問題も残した。こうした問題を克服すべく、私が処方を受けたような東洋医学の視点、すなわち長期的な根治療法も研究される必要がある。21世紀は、その接点を探る全人医療の時代だ。わたしは薬学研究の立場から、その動きに貢献したい(結論)。

 

※クロイワ正一のコメント

最高レベルのAO入試を突破した生徒の志望理由書のサンプルです。自分自身が抱えていた問題(皮膚病)から、社会が抱える問題(先端医療技術によるQOLの低下など)まで、総合的に薬学研究の課題を捉えているところが優れています。このように、知的好奇心、問題意識は、「自分(個人)→地域(血縁者、知人・友人など)→社会」といった全体像で捉えると説得力を示せます。

 

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