YNさん (東京大学文科Ⅲ類合格・後期試験)
知人の大学教授から勧められ、受講しました。当初は、自分ではよく書けたと思っても、返却されてきた答案は赤ペンで染まり、評価もそれほど高くありませんでした。しかし、そのときは反発も感じましたが、指導内容が一つ一つ的を射たものだったので、「この講座で鍛えればモノになる」と確信しました。3ヶ月間で、書き直しも含めて7回添削していただきましたが、その成果で、第一志望の東大に合格することができました。入学後もヘルメス論文ゼミで鍛えた思考力、文章力を、教養課程でのレポート作成などに役立てています。書く技術も、そして教養も身についたことで、大学の授業にもすんなり溶け込めました。
MSさん (慶應義塾大学文学部・推薦入試合格)
志願理由書や小論文の対策として、当ゼミの先生の指導を受けました。小論文試験の傾向は、とても長い文章を読んで、多角的に考察する問題でしたので、総合的な理解力、論述力が要求されるものでした。それまで、感覚で読み、なんとなく要約問題を解いていたのですが、読解や要約にも応用の効く技術があることを教わり、目からウロコがとれました。こうした論理的かつ明解な指導のおかげで、多くの同級生よりは一足早く志望校の合格を決めることができました。
MYさん (早稲田大学スポーツ科学部・一般入試合格)
初めて設立された学部だったので、小論文の対策として、どのようなことをしたらよいのか、皆目見当がつきませんでした。しかし、当ゼミの基礎コースで書く技術や社会問題に対する教養を身につけ、下地はつくりました。その後、予想問題演習コースを受講しましたが、他大学のスポーツ系学部の小論文や新設学部の教官の専門などを分析した、オリジナルのテキストでした。実際、試験当日は予想問題の一つだったドーピング問題が出題され、自分でも問題意識を持っていたことなので、深く考え抜いた意見が書けました。こうしたオーダーメイドの指導って、他にないですよね。
HIさん (東京大学文科Ⅰ類・一般入試合格)
前期試験で合格し、しかも東大一本しか受験しなかったので、結局小論文を使う機会には恵まれませんでした。しかし、クロイワ先生の指導を受けたことは、他教科の学習にも好影響をもたらしました。現代文や英語の要約や論述式の説明問題、さらには地歴の論述でも、高校の同じ東大志望者の友人たちがぶつかっている壁を、比較的容易に超えることができました。ひとえに小論文学習のおかげです。「見せる答案づくり」という点では、数学にも役立ちました。ただし、そんな受験勉強のことよりも、わたしが講座を受けて一番よかったと思うことは、筋道を立てて、しかも批判精神も持ちながら、ものを考える姿勢が身につき、現代社会のさまざまな理不尽に問題意識が芽生えたことです。卒業後もそのままロースクール(法科大学院)にも進学するつもりですが、法を学ぶこと、法曹界で社会貢献することに対する強い動機づけができたことは、受験をはるかに超えて有益でした。
TSさん (東京大学文科Ⅱ類・一般入試合格)
過去問添削コースと予想問題演習コースでお世話になりました。現代文、英語、世界史の対策にもなるということで、文Ⅰに合格した高校の先輩から紹介された『クロイワの楽勝!小論文』(KKロングセラーズ)を読み、論文を書く基礎は身につけていました。そして、巻末で紹介されていたヘルメス論文ゼミの講座を、前期試験が終わった直後から開始しようと思い、センター試験の後に申し込んでおきました。数値計算やデータ分析も含む特殊な問題でしたが、短期間で解きかた、考えかたを確実に身につけられました。結局、前期試験では不合格でしたが、後期で見事にリベンジを果たすことができました。なんと後期の論文Ⅱでは、予想問題演習でやった3問中2問と類似した問題が出題されたのです。
SIさん (一橋大学法学部・一般入試合格)
一橋の商学部に進んだ高校の先輩が絶賛していたので、まず『クロイワの楽勝!小論文』(KKロングセラーズ)を読んで、論文の基礎技術を習得していました。そこで、併願校の慶應にも、早稲田のセンター利用でも小論文があることを知り、二学期から社会科学系のコースを受講し始めました。受験勉強というよりは、情報化、国際化、高齢社会、環境問題など、現代社会が抱えるさまざまな問題のしくみが明らかになってくることが、とても楽しかったです。添削のコメントはとても厳しかったのですが、自分の安易な発想が正されていくので、逆に心地よかったです。後半は「思いっきりダメ出ししてください!」なんて感想欄に書いていました。その甲斐あって、早慶も含め、受験した大学にはすべて合格しました。