基礎医学は、医学の土台となる学問で、人間の身体や病気の仕組みを深く理解するための分野です。臨床医学(実際の医療行為)を学ぶ前に、しっかりと学ぶ必要があります。
基礎医学は、大きく分けて以下の分野から構成されています。
* 解剖学: 人間の身体の構造、つまり骨や筋肉、臓器などがどのように配置されているかを学びます。
* 生理学: 人間の身体がどのように機能しているか、例えば、呼吸や消化、血液の流れなどを学びます。
* 生化学: 生命活動に関わる化学反応、例えば、食べ物がどのようにエネルギーに変わるか、遺伝子がどのように働くかなどを学びます。
* 病理学: 病気が身体の組織や細胞にどのような変化を引き起こすかを学びます。
* 薬理学: 薬が身体にどのように作用し、病気を治療したり症状を緩和したりするかを学びます。
* 微生物学: 病気を引き起こす細菌やウイルスなどの微生物について学びます。
* 免疫学: 身体がどのように病原体から身を守るか、免疫の仕組みを学びます。
これらの分野を学ぶことで、病気の原因や仕組み、治療法などを科学的に理解できるようになります。
基礎医学の研究は、新しい治療法や薬の開発に繋がり、私たちの健康な生活を支えています。
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